僕らは現実に背を向けながら歩いてゆく。 勝手気まま映画評論
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えんをる

Author:えんをる
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徒然なる日々
ややこしいです。お試し。

ゆるゆる日記
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想像と妄想の境目で
バカです。しょーも無い。


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2008/05/01 (Thu) 22:30
『シザーハンズ』を観てみた。

シザーハンズ (特別編) (ベストヒット・セレクション)シザーハンズ (特別編) (ベストヒット・セレクション)
(2007/11/21)
ジョニー・デップ

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と言うわけで、観た。



言わずと知れた、ティム・バートン&ジョニー・デップの一大出世作ではあるんだけど、こう言うのもなんなんだけど、心が広くないと受け入れ難いだろうなぁ、と思った。なんて言ったってこれはファンタジーだし、ティム・バートンの「色」を知っている人なら普通に受け入れられるのだろうと思うけど、その配色が独特だから「意味解らん」となってもおかしくはないだろうな、と。

とはいえこれを「つまらん」と言ったからと言って心が狭いかと言うとそうでもなく、ただ単に受け入れうるか無理かの話。お話自体はティム・バートン特有の「ステキ」な話で、寧ろこういう映画をもっとたくさん作って欲しいものだ。モチロン彼くらいのクオリティーで。今ネタ切れだったら出来るでしょう。ナルニアとか、別にいいから御伽噺を作ってくれよ。多分安上がりで出来るから。


さて肝心の内容なんだけど、前半の多少ふわふわした展開は僕にはあんまり合わなかった。なんだか流れが緩慢で、たるくて幾度かもう見るのを止めてしまおうかとすら思った。
とはいえ後半の切なさはやはり天下一品でした。それに釣られたかここら辺のジョニー・デップの雰囲気は素晴しい。前半も悪くなかったけど、それを遥かに凌駕している気がします。


それにしても・・・ティム・バートンの、この圧倒的に異質なセンスは何なんでしょう。正直言って「ズルイ」です。こんなにセンスに対する羨ましさを感じる監督は、彼かキューブリックくらいです。御伽噺を実写映画化して、ココまで美しい映画に仕立て上げられるのは恐らく彼くらいしか居ないのではないですか?願わくばこういう人がもっと出てきて欲しいのですが・・・それが居ない事に彼の希少さがあるのでしょうね。




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2008/04/29 (Tue) 10:13
『日本以外全部沈没』を観た。

日本以外全部沈没日本以外全部沈没
(2007/01/01)
小橋賢児、柏原収史 他

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と言うわけで、観た。



結構期待してみたんだけど・・・・はっきり言って微妙、というかなんというか。

ブラックジョークがジョークになりきれてない感じ?そういった実に”微妙”なものを延々と繰り返し見せられたような感じだなぁ。実に、実に中途半端だ。


所々眼を背けたくなる醜悪さを見せられ(コメディなのに!!)、なんだか気分の悪さが目立ったなぁ。所々の言い回しには面白い物も合ったんだけど、笑うところはホントそれだけ。実に不出来な映画でした。


やり切れよ。パロディするならやりきってくれよ。いやマジで。映像からして真面目にやってないの丸解りなのに真面目に見せようとするその面の皮の厚さ、正に万死に値する。



ってくらいに酷い映画でした。見たい方、どうぞ。



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2008/04/10 (Thu) 22:59
『フォレスト・ガンプ 一期一会』を観てみた。

フォレスト・ガンプフォレスト・ガンプ
(2006/07/07)
トム・ハンクス、ゲイリー・シニーズ 他

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と言うわけで、観た。



監督はロバート・ゼメキス。バック・トゥー・ザ・フューチャーの人ですね。主演は名優トム・ハンクス。ダン中尉役はゲイリー・シニーズ。最後の方でちょこっとハーレイ・ジョエル・オスメントが出てきたりしている。


この映画でたぶん一番大事なことは、優しさに満ちていることだと思う。
ジェニーの優しさ、ババの優しさ、ダン中尉の優しさ、そしてフォレスト・ガンプの優しさ。
それらもとても魅力的ではあるのだけれど、やはり何より製作者側がフォレスト・ガンプという人物に対しこの上ない優しさを持って向き合ったからこそこれはこのように不思議な魅力を持ちえたんじゃないかと思います。

こういう優しさを持った映画って言うのはあまり出会った事が無い気がするんですが、でもどこかで見たことがある気もずっとしていました。
錯覚かと思ったんですが、観終わってやっと思い出しました。
「魔女の宅急便」です。この映画もまた、キキというキャラクターに画面に治まりきらないような優しさを注ぎ込んだ映画だったと思います。


勿論この「フォレスト・ガンプ」という映画は成長ストーリーではありません。寧ろ変わりない主人公の純粋さを感じる映画です。その純粋さに皆が込める優しさ・・・この映画はその点において、どの映画よりも秀でていると思います。


個人的なことを言えば、ジェニーの出たり帰ったりがあんま細かく書かれていないのでなんか自分勝手な印象を持ったりもしましたけれど、あら捜しをすればそれくらいです。本当に「優しい」映画でした。



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2008/03/25 (Tue) 00:00
【ネタバレ】『スタンド・バイ・ミー』を観てみた。

スタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディションスタンド・バイ・ミー コレクターズ・エディション
(2007/05/30)
ウィル・ウィートン、リバー・フェニックス 他

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と言うわけで、観てみた。


言わずと知れた青春映画の傑作!!という評判を聞くにおよび、一度見てみたいと手にとった。なんか見慣れた人がいる・・・と思ったら24のあの人(メチャクチャ若い!!)だったりとか新鮮な驚きもあり、評判通りの新鮮でワクワクするような映画であり、短いなりにすっきりとした映画でもあり。良かったなぁ。キラキラしすぎだよ。

結局の所、主役級二人の成長の物語なんだろうな。とにかくこの二人が見せ付ける「友情」って言うものは、たぶん有無を言わさぬくらい素晴しい。最後の「じゃあな」って時の表情や仕草は「行くな〜!」って感じるほどだった。
原作が(和訳含めて)傑作と読んでもいいような出来だったからどうなる事かと思ったら、ホントに良い映画でした。
最後に流れるベン・E・キング『スタンド・バイ・ミー』はもう映画にマッチし過ぎてて、反則ですwww



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あらすじ。

大人が一人、車の中で新聞を読んでいる。記事は『弁護士クリス・チェンパーズ刺殺される』というものだった(正直始め見たときは全くきづかなかった)。男が顔を上げると、二人組みの子供が遠ざかっていくところだった・・・


キャッスルロック、と言えばスティーブン・キング御用達の空想都市(というか村)なのだが、例に違わず今回もそこが主人公:ゴーディの住む場所であった訳で。

ゴーディには友人が居た。それぞれテディ、バーン、そしてクリスの四人。特にクリスは親友。四人は木の上に秘密の基地を持っていて(子供が創ったにしては立派過ぎるぞ!!)それだけでもう羨ましいwww四人はその中でカードで遊んだりタバコを吹かしたりしていた。クリスには上にろくでなしの兄がいてそいつらもろくでないグループを組んでろくでない事をしていた。そのリーダーがエースである。まあ、24のジャックなんだけど。

或る時テディがへそくりを探している最中に、或る話を聞く。エースのグループの一部が死体を発見したと言うのである。その死体は電車による轢死だそうで、それを盗み聞きしたテディは残りの三人にそれを話し、画して四人は線路伝いに死体を捜す旅に出かける事になった。

コーディは準備をするが、コーディの兄は少し前に事故死しており、そのせいで両親は全く覇気が無い。兄は出来た人間であり、両親は兄にばっか期待をかけ、コーディには全く関心を持っていなかった。ここまであからさまだと酷いな・・・
出掛けに父親「兄はお前みたいにろくでなしと付き合って無かったよ」。せめて、怒れ。諦めるなよ。おい。
クリスト合流し、「いいものあるぜ」と渡されたのは拳銃。「中に弾入ってる?」「いいや」でも弾入ってて引き金引いたらバーン。逃げる二人。その時建物からエースとクリスの兄が出てきて、コーディが兄から貰った帽子を奪われる。反抗するも一瞬で組みふされ、しかたなく諦める。


出発した四人。線路伝いに歩いていくとお腹が減ったので、鉄くず置き場で水を入れ、食料を買おうと決まった。決まったところで電車が来る。みんな脇によけるが、テディだけ「避けて見せるぜ」と仁王立ち。みんな危ない、危ないと叫ぶが退かず、クリスが無理やり連れ出すとテディが「避けられたのになにしやがんだ!!」「うっせえ轢かれるとこだったぞ!!」クリスは大人で仲直りしようとする。一回握手を拒否されても、もう一度トライし、仲直り。

「来年は中学だな」とクリス。「バラバラになっちゃうな」と言われて「そんなことない」とコーディ。「お前は進学クラスだろ?」と言われ「俺も普通クラスに行く」とコーディが言えば、「お前本気でいってんのか?俺らと一緒に居たら脳みそ腐るぜ?」とクリス。おい、そりゃ言い過ぎじゃねえか。と思わずには居られないが、これを子供が言う事に問題があるのだな。やっぱ。悲しいね。ただ、それと同時にクリスは「お前には作文の才能がある。それを伸ばすべきだ。誰もそれを認めないなら、俺が守ってやる!!」なんて心強い台詞なんだろう。


鉄くず置き場に着いて、しばらく水汲んだり遊ぶ。三時頃にはここに「玉を噛むよう訓練されている」と巷で噂の犬をけしかけられると言う事で神格化されている管理人がやってくるというので買い物に行く事に。コイントスの結果、全員に裏がでたためやり直してコーディが買い物に行く事になり、店に行くと「〜の弟だろ」と言われ気のない返事を返す。過去をフラッシュバック。兄の事しか離さない両親。店主に「君もアメフトやるのかい?兄と同じ様に」と言われて反射的に「no」と応える
戻ってくると三人がもう居ない。見回すと既に管理人が!追い回されて辛くもフェンスの向こうに逃れ冷静になると、犬はただの犬だった。強気になって管理人を馬鹿にしていたが、テディが「お前の父ちゃんきちがいだ」と言われて激怒。テディは父親を尊敬していたのだ・・・


クソ熱い線路の上を四人は歩く。途中橋があった。ここ渡っている間に列車来たら避けられないね・・・となるもののテディは「俺は行くぜ」。画して四人は渡り始めるが、バーンが遅いの何の。思ったとおり電車が来て、バーンも尻に火が付いて走り出し、なんとか間に合う。それにしても、電車ってあんなに容赦なくて融通が利かないもんなのかえ?

途中野宿をする。コヨーテが出てくるので交代で見張りをすることに。クリスが見張りをしている時、コーディは魘されていた。父親が兄の葬式の時、コーディに「お前なら良かったのに・・・」と言い放った現実。コーディは「一緒に進学クラスに行こう」と言う。クリスは「無理だよ。あんなクズの家族が居ちゃ無理なんだよ。」と零す。泣きながら「誰も俺を知らない世界に行きたい」と言うクリス。行けるよ、とコーディ。

次の日、近道に森を突っ切ると、目の前に小さな川が。枝を刺し「浅いから渡ろう」と言って進むと、二歩目でざぶーん。深いwww川でじゃれあう四人。
ただ上がってみると体中に付いていたのは。蛭。でっかい、蛭。慌てて落とす四人。一通り落とした後、コーディは一物に付いた蛭を発見・・・気絶。
他の三人はコーディのスピリチュアルショックを考えて帰宅を考えるが、コーディは「絶対行く」と心に決めていた。


死体が見つかった。佇む四人。クリスは「担架を作って運ぼう」。散る四人。ソコにエースたちがやってきた。「死体をよこせ」と要求するエースたち。バーンとテディは逃げ、今にもボコボコにされそうになったとき、コーディが拳銃を取り出した。エースたちの撃退に成功。
結局四人は匿名で警察に電話を入れた。キャッスルロックに戻った四人。ただ、その町はどこか違って見えた・・・別れ行く四人。

大人になったコーディ。小説を書き終え、エンディング。流れるスタンド・バイ・ミー。


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あらすじを書き終えて改めて思うこと・・・こんな文章で、伝えきれないものが多すぎる。

それがとても歯がゆい。勿論こんなブログのクオリティがそんなに高いわけは無いのだけど、とても口惜しい。それくらい良質な映画だったんだよなぁ。リアリティとか自然さの面でも申し分なかったし。

傑作、かどうかは僕には解らないけど、少なくとも僕にとってはとても良い映画だった。以上!!




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2008/03/23 (Sun) 19:00
【ネタバレ】『ラストキング・オブ・スコットランド』を観てみた。

ラストキング・オブ・スコットランドラストキング・オブ・スコットランド
(2007/10/05)
フォレスト・ウィテカー

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という訳で、観た。


バックにあるのはウガンダの過去である。独裁者イディ・アミンについて掘り下げた物語だ。反体制派を虐殺し、ヒトラーを崇拝し、アントニオ猪木と異種格闘技戦をしようとしたよくわからんおっさん。とりあえず大統領だったらしい。1971年にクーデターで大統領。79年失脚。その間8年間のなかの何年かの話ですね。意外とショッキングな映像が後半ちらちら出てくるので、気をつけたほうがよろしい感じです。


あらすじ。

ニコラス・ギャリガンはスコットランド人。冒頭で卒業し、親子でそれを祝うも「わしの方が学位上やけどな」と親父大人気ない一言。一方で「お前の選ぶ道を祝福するよ」。みんなそういうこと言うよね。大人って。とりあえず息苦しそうな家庭。意気が詰まったのか、ニコラスは決意し「地球儀で始めに指したところに行く」と決意。そんなネタ、どっかの芸人がやってたね。最初はカナダ。何故か止めてもう一度トライ。それがウガンダだった。

ウガンダに着いたニコラス。バスに乗っている間に英語はなせる女と仲良くなって一緒に寝る。それがあって着くのが一日遅くなる。その一日はくしくもアミンがクーデターでオボデ政権を倒した日だった。
目的地に着くと、メリットさんというなんだかシャンプーのような名前の医者がいた。この人は素晴しい(と一般に言われる)志を持って妻・サラと一緒にウガンダに来ていた。それからしばらくメリットと一緒に医療活動に従事するが、或る時サラに「正直この仕事を選ぶタイプには見えない」と言われ、「ちょっとした冒険と、自分探しだよ」と言い放つ。いい加減さがよくわかるねぇ。この後サラにも手を出そうとするが、サラがモラルを持っていて大丈夫だった。

或る時、ニコラスが医療活動をしている村にアミンがやってくる。ニコラスはサラを誘って強引にそれを見に行くが帰り道「大統領が怪我した」と側近が彼らを呼びとめ、治療に向かう。治療自体は大した物ではなかったが、その最中集中できなくて牛を撃ち殺すなどなかなかぶっ飛んだトコロが気に入られたか、後日アミンに呼ばれる。大統領専用車に乗っていい気分なニコラス。着くとアミンに「我の主治医になりたし」と言われる。一度は断るものの、晩餐会に出て要人に紹介され、華やかな世界に留まる事にしたニコラス。契約はほっぽらかし。流石大統領権限だな・・・ちなみにサラには電話してた。失望されてた。


画して大統領主治医としての活躍が始まる。ここからしばらく楽しい映像が続く。主治医なのになんだかいろんな重要事に抜擢され、ブレーンとなっていく。ここら辺、英国外交官にアミンの操縦を頼まれて「この腐れイングランド人がぁ!!」みたいな感じでスコットランド人との微妙な関係見たいのも出てくる。イケイケですなぁ。ニコラス。
しばらくしてアミンの息子の一人が癲癇で倒れる。彼を助けたことでニコラスはアミンにスポーツカーを贈られ、そのスポーツカーで空港までアミンを送るのだが、その最中襲撃にあう。辛くも逃れた二人だが、空港では数人の犯人が捕まっており「報いを受けろ」とアミン。遂にアミンの恐さが垣間見える一瞬。そして、理不尽なアミンがここで出てくる。

ここから物語は一気にシリアスさを増す。次々と齎される行方不明のニュース。ニコラスが「そういえば、保健大臣のワスワが白人と話してましたよ。」と言っただけでワスワが行方不明になったりするに連れ、ニコラスは政情不安を感じるようになる。アミンがアジア人の追放を決めた時、ニコラスは「止めましょう」と言うが、一喝・一蹴される。結果経済が崩壊。ニコラスは遂に「俺帰ります」と言うが、アミンは優しく諭す・・・そして、アミンが開いてくれたパーティーに出席して、アミンの妻・ケリーと情事を犯してしまう。その間にパスポートを没収され、ウガンダ人としてのパスポートが残されていた・・・。

「帰国させてくれ!」と以前馬鹿にした英国人に頼るが、そこで現在の状況をみせつけられて「アミンの白いサル」と罵られ、「帰りたければアミン毒殺しろ」とこれまた人とは思えない言葉を投げられる。
矢継ぎ早にHしたケリーが妊娠している事が判明。堕胎させるべく奔走するが、アミンに呼ばれ「なぜアジア人追放を止めなかった!!」とやってられない一言。仕方ないから「記者会見を開け」アドバイスし、アミンは持ち前のカリスマ性とユーモアセンスでその記者会見で大いにそれを見せ付ける。その間にケリーを堕胎させようとするが見つからず、「地元に降りていってしまった」との声が・・・病院に行ってニコラスが観たのは、両手両足を切られ、逆に付けられた(手に足を、足に手を)ケリー・・・フラッシュバックする過去。

遂にアミンの暗殺を決意し毒薬を頭痛薬と偽って渡すが、ハイジャック現場に行く事になり中々アミンは飲まない。アミンは薬を車に置き忘れ、それを先に側近に没収されてしまう。結果、アミンを毒殺させようとしてた事がバレ、拷問されるニコラス。そのときニコラスが言い放った一言。「あんたは子供だ。だから恐ろしい。」という言葉は、たぶん監督の言いたかった言葉だろう。

ボコボコにされたニコラスだが、前主治医に助けられる。「何故助けたかわからない」と言いながら「死んで当然だが、生きていれば罪も償える。アミンの実情を伝えろ。君は白人だから話を聞くだろう。」と深いお言葉。
かくしてニコラスは、ハイジャックの人質輸送用飛行機に忍び込み、ウガンダから離れる。
助けてくれた医師は、殺される・・・ちょと待て、そんな簡単に忍び込める訳が無くないか?飛行機。



最後に本物のアミンの映像が流れる。言われるほど似ているとは思わなかった。でも目はそっくりだったなぁ。躁鬱の様に思えたアミンだったけれど、今考えるとフォレスト・ウィテカーのアミンはホントに恐かった。たたずむだけで緊張感があったからなぁ。誰も信じてない事がよく解った。こういうのを、いい演技って言うんだろうか。助演のジェームズ・マカウォイは、流されると言うよりも行き当たりばったり感が出てました。
実際、マカウォイがやったニコラスなんて人物は存在しないようです。でも居たのかもしれない、と思わないことも無かった。まあ、面白かったからどっちでもいいや。



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