X JAPANが復活したというのである。
しかも復活コンサートで二時間半遅れると言うではないか。これはいけない。これほどの大イベントであるのだから、遅れたら各方面に多大な迷惑がかかることは必定ではあるまいか。それほどの迷惑をかけるというのは、信頼や人脈が大切な社会人にとっては致命的ではないかとすら思えてしまう。有難迷惑かとも思うが、僕はそう心配してしまったのである。
ところが、だ。”放映が遅れたWOWOWに苦情の電話が来た”という情報こそあれ、「コンサートを遅刻したXに怨嗟の声満ちる」みたいなニュースは全く聞かないのである。
これはどういうことなのだろうか。X JAPANは遅刻が許されているとでもいうのだろうか・・・・
冷静に考えてみると、そうなのかもしれない。この遅刻すら、”破天荒なX”というようなイメージを評価させてくれるのかもしれない。一般常識とは離れた場所に彼らは居るのではなかろうか。
そういえば、ウチのサークルにも居る。平気で遅刻し、サークルの行事も好きなときにしか来ないのだけれど、なんか普通に認められている。僕がそれをやれば一瞬で非難される事請け合いである。既に影で非難されてるかもしれないがそれは気にしない。気にしたら世の中渡っていけないのである。
要するに・・・僕は思う。全てはキャラクターなのである。Xは長年のカリスマ性と名曲と活動を駆使してそういう位置に自らを置いた。方や僕はたいした存在感も見せず平々凡々に生き続けて地味なポジションに付いた。
そんな僕が彼らを羨んだ所で詮無きことである。
さて、後は如何に彼らのようなポジションに付くのかを考えねばなるまいが、それは諸刃の剣である。臆病な僕は、たぶん現状維持を求めるだろう。そんな訳で、僕は今日も遅刻せず、ドタキャンもせず、地味にサークルに参加し続けるのである。時々サボるけど。
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