前回レフティーに対する烈火の如く、果てまたスライムの如き粘着質な嫉妬を書かせていただいたわけだが、冷静に考えるとこの僕にも希少価値を持つ要素があった。
というような書き出しで始まるはずだった今回の拙文ではあるが、サイドバーの編集を並行すると言う聖徳太子も驚く同時作業を敢行した結果データの消失と言う実に悲劇的な結末を迎えることになってしまい、もう笑うしかない。
折角枯れ雑巾のような脳みそからありもしない才能の雫を搾り出そうとした挙句何かわからない黒いねばねばした物が出てきて、それが今回のテーマだった・・・といえば聞こえが良いというわけは恐らくだが絶対に無いのであろうが、毎日のようにネタがあるかといえばある訳も無く今回そのネタを封印せざるを得ずなんだか勿体無い。
使い回せばいいのではないか、という提言も御座ろうが、一度見た覚えのある文句がちらほらと出てくる物を書き続けるその所業足るや恥の権化とも言え、最早人のする事ではないと敢えて言い切る。事実その無力感足るや尋常ではない。ダルビッシュと相対する打者が皆感じる心の落ち込みを我も今体験しているのだなぁと、これまた尋常でなくスケールの萎んだ感慨を抱くのもあながち的外れでは無いのではなかろうか。
よって僕はそのネタを我が心の魔法のトビラの奥に押し隠す。アリババが「アブダカダブラ!!」と何度叫ぼうがこのネタが日の目を見ることはまず無い。頬やら脛やらに傷を持った兄ちゃん達が青龍刀やらサーベルやら振り回して「開けたらんかぃ!!!」とかのたまって来る様な事態が我が身に起こるようならば考えない事も無いが、それ以外はダメだ。でも目の前に学長が立って、「キミ、そのネタ見せないと今季の必修の単位あげないよ?」と言われても平身低頭してネタを差し出すので、例外は有り過ぎて飽和、腐敗するほど存在するのではないかと思われるが、だからと言って恐ろしくて数える事も出来ぬ。
敢えて自らの限界を模索する事もあるまい。人の目の前には、無限の可能性という甚だ無責任な唄い文句がぶら下げられているのだ。それに幾年踊らされるのもまた一興。死ぬまで踊るもまた一興。過去に後悔の念を馳せる者は居ても、未来は信じ続けるものなのだ。明日が来る事に驚くような日が僕にも来るのであろうか?想像もできない。
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