咳が酷くて困る。
以前「風邪をひいたのだよ」というような記事を記述したことのあるように思われる。勘違いかと思うことも無くは無いが、実際にその記事が存在する以上間違いなく書いている。そして、私の風邪は未だ僕と共にあり、喉を焼き続けている。
とにかく咳が酷い。我が咽喉を蹂躙し続けてきたこの憎むべき細菌共は日を経て勢いが衰えることもあろうかと入らぬ期待をした時期も有ったが、それが如何に楽観的で遊興的で現実を見ぬ願いであったかを再確認するに至っている。今や咳をしたとき痛みは気管全体を襲うようになっており、これぞ同時攻撃。このような攻め方が許されるのであれば、以後彼らは戦争で負けるような事は無いようにさえ思われる。
大体、何故一人暮らしの男が喉の痛みと添い寝せにゃならんのか。これは理不尽と言う物ではないか。もっと、こう、いるだろ。女の子とか女の子とか、そういうゲーム的に都合の良い登場人物が何故居ない。可笑しいではないか、不公平だ、と腕を振り上げたところでどうにもならないこともこの20年は悟らせた。
よって我はパソコンの前に鎮座し、誰が呼んでいるかも解らん文章に精を出し、ゴホゴホやりながら「頭が廻らん」とか言って適当に文字を連ねているのだ。「静に寝てろ」と言うのは間違いでもなんでもなく寧ろ有り難い忠告なのではあるが悲しきことに私には一限がある。
材料の強度やらヤング率やらのために人生の貴重な1ページを費やさねばならぬ。数多の男共がバラ色の夢を追いかけている中で、私の目の前にあるのは黒板の緑と薄汚れた壁の白さと教授のハゲ頭と教授のメタボ腹だけだ。バラ色に至る道など欠片も見えないどころか全力で避けられてさえいるのではないか?
バラ色の未来と言う全ての人が求める物が人を選んで降り立つのは一万歩譲っても納得出来るかといわれれば「否」と言わざるを得ないのだが、その裾を見せる人物さえも選択するのは断じて許しがたし。全人類の敵とすら言える。不公平ではないか。夢を見ることさえも不平等であるならば、是がもたらすのは人類の退廃、破滅、絶滅である。以後ゴキブリが世界を牛耳るようになろう。あの生命力は脅威を飛び越えて神秘、それすらも飛び越えただ単に気持ち悪い。
長々と書き連ねては来たが、私が喉の痛みに対し数的不利の状況から奮闘しつつ、教授のハゲ頭から目を逸らしに一限に行かねばならぬのはもう避けがたきことであろう。強いては全てから逃亡する為、机に突っ伏し目の前の木目を見つめながら、安定した暗闇の中でゆったりと眠りに落ちてやろうと思う。バラ色が我の前に現れぬならば、我もお前を探さぬと言う意思表示。
これは抗議にして聖戦である。断じて居眠りではない。聖戦である。私は今から聖戦をしに行く。皆も行こう。武運を祈る。
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とにかく咳が酷い。我が咽喉を蹂躙し続けてきたこの憎むべき細菌共は日を経て勢いが衰えることもあろうかと入らぬ期待をした時期も有ったが、それが如何に楽観的で遊興的で現実を見ぬ願いであったかを再確認するに至っている。今や咳をしたとき痛みは気管全体を襲うようになっており、これぞ同時攻撃。このような攻め方が許されるのであれば、以後彼らは戦争で負けるような事は無いようにさえ思われる。
大体、何故一人暮らしの男が喉の痛みと添い寝せにゃならんのか。これは理不尽と言う物ではないか。もっと、こう、いるだろ。女の子とか女の子とか、そういうゲーム的に都合の良い登場人物が何故居ない。可笑しいではないか、不公平だ、と腕を振り上げたところでどうにもならないこともこの20年は悟らせた。
よって我はパソコンの前に鎮座し、誰が呼んでいるかも解らん文章に精を出し、ゴホゴホやりながら「頭が廻らん」とか言って適当に文字を連ねているのだ。「静に寝てろ」と言うのは間違いでもなんでもなく寧ろ有り難い忠告なのではあるが悲しきことに私には一限がある。
材料の強度やらヤング率やらのために人生の貴重な1ページを費やさねばならぬ。数多の男共がバラ色の夢を追いかけている中で、私の目の前にあるのは黒板の緑と薄汚れた壁の白さと教授のハゲ頭と教授のメタボ腹だけだ。バラ色に至る道など欠片も見えないどころか全力で避けられてさえいるのではないか?
バラ色の未来と言う全ての人が求める物が人を選んで降り立つのは一万歩譲っても納得出来るかといわれれば「否」と言わざるを得ないのだが、その裾を見せる人物さえも選択するのは断じて許しがたし。全人類の敵とすら言える。不公平ではないか。夢を見ることさえも不平等であるならば、是がもたらすのは人類の退廃、破滅、絶滅である。以後ゴキブリが世界を牛耳るようになろう。あの生命力は脅威を飛び越えて神秘、それすらも飛び越えただ単に気持ち悪い。
長々と書き連ねては来たが、私が喉の痛みに対し数的不利の状況から奮闘しつつ、教授のハゲ頭から目を逸らしに一限に行かねばならぬのはもう避けがたきことであろう。強いては全てから逃亡する為、机に突っ伏し目の前の木目を見つめながら、安定した暗闇の中でゆったりと眠りに落ちてやろうと思う。バラ色が我の前に現れぬならば、我もお前を探さぬと言う意思表示。
これは抗議にして聖戦である。断じて居眠りではない。聖戦である。私は今から聖戦をしに行く。皆も行こう。武運を祈る。
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